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うわさのエデン

 投稿者:すがり  投稿日:2009年 6月25日(木)01時26分44秒
編集済
  >ただし今回はちょっとだけ不満点をあげておきます。
>個人的に一巻二巻と比べると、三巻四巻の話はちょっとだけ物足りなかったりします。
>それは手書きおみくじの扱い方。

私的には、ミニ巫女って魔法少女モノのような文脈でとらえているので、「おみくじ」って要素はあくまでギミックや添え物、デウスエクスマキナ的なとらえ方をしてます。
で、その手の作品は、作劇がしっかりしているものほど魔法みたいな要素はなおざりになったりするんで、今作のほうがむしろ好いと感じたり。
おみくじで状況をひっくり返すこともなく、まして劇的な筋や山場をつくることもなく、これだけの読後感をあたえるって相当なものなんですけどね。

ただ、読者アンケートでの結果で示されたように、ますます俗っぽい娯楽性からは遠のいていってるような気が…。

>次回以降真由美との絡みも含めて、さらにキャラの掘り下げがかかれるといいなあと思いつつ、次巻がまちどおしくあります。

四巻読んで感じたんですが、改めて手書きおみくじのナゾに言及したあたり、ぼちぼち締めに入りはじめてるっていうか。
この作品のラストって、魔法少女ものの文脈から考えると、終わらせかたってアレしかないと思うんですよね。
てか、主人公結実の成長物語としてとらえても、もう描くべき要素ってあんまり残されていないような。


>まあでも逆にそのレベルまでこれる人材がなかなかいなかったのも事実なわけで
神山監督の資質に関しては、まだ未知数なところもあるので
今後に期待したいかなと

たぶん、神山監督としては「アニメをもう一度、ガンバの冒険からやり直す」ってのがホントの目標なんじゃないかと思ってます(^^;
器用な人ってのはおっしゃるとおりで、深夜アニメという媒体でオタ以外の層にむけての作品づくりをある程度は成功させてるっぽいので、あとはビジネス的にうまくやってほしいってところで。

ただ、去年はハリウッドでダークナイトなんて傑作つくられちゃったんで、あの手の「見てるこっちが平伏してしまうほどスゴさ」みたいなもんを日本のアニメでも久しぶりに感じたいなとか。

まあ、もはやそんな望みも持たなくなってるんですけどね…。
 

おまたせしました

 投稿者:秋水  投稿日:2009年 6月24日(水)02時42分0秒
  >ミニ巫女の感想には、さらなる期待をしてますんで(^^;

おまたせしましたw
今うpしたとこです。


>神山監督の手腕というか作家性みたいなもんが「プチ押井」的な器に留まっているように感じるのが個人的にちと寂しい気がします。

まあでも逆にそのレベルまでこれる人材がなかなかいなかったのも事実なわけで
神山監督の資質に関しては、まだ未知数なところもあるので
今後に期待したいかなと
あと押井監督との比較で言うなら、ノイタミナ枠で、オリジナルを視聴層に合わせてバランスのいい作品が作れたという点では、押井監督より、かなり器用な人だなという印象をもちました。
押井監督がオリジナルでやったら滝沢くんと咲みたいなキャラはまず出来ないでしょうし。
 

東のエデン

 投稿者:すがり  投稿日:2009年 6月20日(土)05時09分14秒
  >もっとこうガツンと来るもんがないつーか、パト2が描き出した未来に対する言いようのない不安と期待が、後にオウムで的中しちゃうような何かがね。
まーそれはさすがに期待しすぎか。

これはエデンという作品がとか、神山監督がどうのというより、的中させた押井守が凄すぎただけなんですけどね(^^;
ただ、甲殻のときもそうだったんですが、神山監督の手腕というか作家性みたいなもんが「プチ押井」的な器に留まっているように感じるのが個人的にちと寂しい気がします。

ヒット作つくるのに押井守ほどの感性はいらない、むしろ余計だってのは、マトリックスあたりが証明しているんで塩梅としては丁度いいのかもしれませんが。
なんと言うか、アニメの若い作り手のトップのレベルが、先行世代からどんどんと「こじんまり」していってるように感じてしまうので。


どっかの善良な市民の人が、ハルヒを賞して「オタクに優しいエヴァンゲリオン」って言っていたんですが、
東のエデンって結局のところ「ニート(幻想のモラトリアムを生きる人)に優しいパト2」でしかないのかなあと。

パト2のときは、犯人に「おまえら(自分たち日本人)が享受している平和なんて欺瞞なんだよ」と横っ面を引っ叩たかせた上で、あえて社会のなかで生きてきた人間が体制に逆らって「自分たちの信じる正義や平和」を守るみたいな描かれ方がされてたんですが。
エデンでは、ミサイル発射した側はある程度、実社会を生きて打ちひしがれた人間で、阻止した側は全員がニート(社会のなかで生きることをしていない人間)というあたりが、想像力の後退というか、精神年齢の低さみたいに思えてしまう。

作中では、ネットというシステムを介してのニートの可能性みたいなニュアンスで希望らしきものを描いているんですが、ある程度社会のなかで生きてきた人間からすると、あるいは、かつてパト2を見た人間からすると、どうしても甘いなあと感じてしまうんですよね…。
(まあ、劇場版がひかえているので、それが最終的な結論ではないのかもしれませんが)

監督自身も意図しているところではあるんでしょうが、東のエデンって、よくも悪くも「精神年齢20代前半向けアニメ」なんでしょうねえ。

OP洋楽で、主人公映画に詳しくて、ロボット乗らない代わりに魔法の携帯つかって、自分だったら世界を救えるみたいな厨房的な感性は持っていないというくらいの自意識。
ただ、このゲームを仕掛けたのが、戦後の日本を影から操ってきた爺さんってのがガチな真相なら、そこらへんが想像力の限界みたいな。

まあ、作品として物足りないと思う部分はあるんですが、メタレベルで考えると、この作品ってノイタミナという深夜アニメ枠で、オリジナルでありながら高視聴率を獲得するって「業界的な希望」は見せてるんで、今後のビジネス的な展開を成功させて、「閉塞したアニメ界を救う」くらいの期待はしてもいいんじゃないかと個人的には考えてます(^^;

この作品が、監督が言っていた「お茶の間にもう一度アニメを」ってものの足がかりになるなら、それこそ「小っちゃな希望」ではあるなあと。


PS
ミニ巫女の感想には、さらなる期待をしてますんで(^^;
 

強いて言えば

 投稿者:とぼふ  投稿日:2009年 6月 5日(金)02時32分17秒
編集済
  >ちょwさすがにそこまでは自分はいかないですが
>うーん、そのうちそうなるのかなあ・・・

いやいや、そこは人それぞれだからw

ちなみに、さわ子先生くらいが娘レベルですねw
 

けいおんは…

 投稿者:すがり  投稿日:2009年 6月 5日(金)01時33分0秒
  私の場合、作品を創作物としてみる傾向が強いんで、受け手の願望充足に特化したような作品って、面白い、つまんない以前に興味そのものがわかないんですよね…。

けいおん!なんかは、チャンネル合わせて数十秒くらい画面眺めていると、猛烈に拒絶反応が起こるというか、「作中にストレスがないのが逆にストレス」みたいな感じで視聴継続するのが「無理」って領域です。
もうなんか、面白いの感覚そのものが完全にベクトル違ってるんですよね。

まあ、「つまんないなら見なきゃいい」ってだけの話なんで、なんの問題もないんですがw
 

歳とともに

 投稿者:秋水  投稿日:2009年 6月 4日(木)23時19分9秒
  >ほとんど孫娘くらいの女の子がギャーギャーやってるのを眺めてる感じ? そういうレベルですよ、個人的にはw

ちょwさすがにそこまでは自分はいかないですが
うーん、そのうちそうなるのかなあ・・・
 

身も蓋もなく言えば

 投稿者:とぼふ  投稿日:2009年 6月 4日(木)06時47分52秒
  年取ったからですよwとか言うと怒られそうですが。

らきすたはネタアニメとしてまだ観られるけど、けいおんは完全にファンタジーだと思います。

かつて、「うる星 オンリー・ユー」を見た伊丹十三が「甘い甘いお菓子みたいな映画」と言って、これを金子修介を介して聞いた押井は猛烈に怒ったって話があったけれど、けいおんに対する今の自分の立ち位置って、この話の伊丹十三とほぼ同じだな、と感じてます。

キャラがキャッキャウフフしてるのを見てるだけで満足とかそういうレベルですらなくて、ほとんど孫娘くらいの女の子がギャーギャーやってるのを眺めてる感じ? そういうレベルですよ、個人的にはw


>>去年ならクラナド、とらドラはドロドロしてるけど

>えーあれでドロドロなんですか・・・
>自分には綺麗なファンタジーにしか見えませんでした。

クラナドはファンタジーだと思いますが、とらドラは残念ながら自分は共感出来なかったが、ある種の、リアルさというより「切実さ」はあるような気はしましたが。

蛇足になるかもしれないけど、
>作画崩壊騒動
例のバーディーのことだと思うけど、DVD出たんで見たらやっぱりかなり直してました。放映版のまま押し通しても良かったのにね。
 

年寄り感覚

 投稿者:秋水  投稿日:2009年 6月 4日(木)00時07分34秒
  >すがりさん
>あくまで、「理想としての日常」って文脈での享受でしょうね。

現役高校生がどういう風にあれらの作品を見ているのか実際のところはわかんないんですけど、あそこにかかれているのが「理想の日常」って言うことは確かなんだと思います。

年寄りの自分から見ると、あそこに描かれた日常はまさにファンタジーで、実現不可能なすでに失われた過去の理想郷なんですよね。
それを見て心地いいと思っている年寄りもけっこういるとおもうんですが。

>とーりすがり2さん
>去年ならクラナド、とらドラはドロドロしてるけど

えーあれでドロドロなんですか・・・
自分には綺麗なファンタジーにしか見えませんでした。
感覚が違うのかな・・・
 

(無題)

 投稿者:とーりすがり2  投稿日:2009年 6月 3日(水)16時08分25秒
  横から失礼しますドロドロしたアニメはドロドロしたアニメで需要はあると思いますよ。
去年ならクラナド、とらドラはドロドロしてるけど人気もあるし、キャシャーンみたいなドロドロ以外の部分は削り落とした作品からエリンみたいに子供向けだけどドロドロしてるアニメもありますしw

ゆるーい日常萌えアニメは見易いのでコミュニティーが大きくなりやすいだけじゃないでしょうか。pixivやニコニコみたいな二次創作の場があるのでさらに大きくなりやすいということもあり。

かんなぎ非処女騒動や、作画崩壊騒動なんかもコミュニティーが大きくなりすぎたことと、表面化しやすくなったことが大きいと思います。
 

現実充足?

 投稿者:すがり  投稿日:2009年 6月 3日(水)05時34分10秒
編集済
  >だからルサンチマンとかオタクとか関係なく、漫画とかアニメが好きなら、けいおん、らきすた、とらドラは普通に見るし、ハマるんじゃないのかな。

すみません、全部の作品をスルーしている者です…。

んー、これらの作品の支持層がどういう世代分布しているのかわかりませんが、少なくともここ数年のアニメのヒットの流れだけを見ていくと、作品内における「ストレスの排除」って傾向を明確に感じるんですよね。

>汚い大人社会への反抗とか、熱血とかバトルとか強さへの憧れとか、そういうのは絶滅して、性欲にガツガツしてハーレムを夢想するのでもなくて、仲間とまったりだらだら楽しくおしゃべりして、趣味に興じて、ロマンチックな恋愛もしてという世界に対する憧れが強くなっているんではないのかな。

これって、現実での抑圧が軽減したから虚構内でも反発を求めなくなったっていうより、現実で感じうるコンプレックスやルサンチマンといった「嫌なこと」を「極力ないものとして描く」ような想像力の肥大に感じられるんですよ。
例えば、バトル漫画から努力が消えたりとか、ラノベで主人公の両親の存在が希薄であったりとか。近年は物語のなかから敵とか障害とか、主人公の行動を阻害したり、より大きな満足を得るためのストレスがどんどん軽減される傾向が強い。

あと、かんなぎの非処女騒動にしても、作画崩壊云々の話にしても「自分にとって不快なものは見たくない」みたいな耐性のなさこそ感じるんで、この手のアニメを受容している大半の層にとって現実充足ってのはどうにも違う気がします。

そもそも、オタク的文脈に則って日常を構成されている上記の作品群が、受け手側の現実を投影しているなんてことは常識的に考えてまずありえないでしょうにw

女子高生部活アニメの先輩について
http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20090406/p2

本当に現実に即して考えるなら、ここで言われているようなことが描かれないわけがないでしょうし。あくまで、「理想としての日常」って文脈での享受でしょうね。

てか、耳すまや時かけを見て鬱になるような連中と、けいおんやらきすたなんかを見てる層って重ならないもんなんですかねw
 

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